正直運転手を表彰
[ 322字|2013.9.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方アンティケ市ロータリークラブはこのほど、7千ペソ入りの財布を発見、落とし主に届けた正直なシャトル・バン運転手を表彰した。イロイロ〜アンティケ間を往復するスター社のバン運転手ビセンテ・マグバヌアさ(36)は8月5日夕、仕事を終え車内の清掃中に財布を見つけた。中を調べてシムカードを発見、落とし主に連絡。翌日、落とした大学生の母親に届けた。中には現金7千ペソと身分証明書などが入っていたが、運転手は現金には目もくれなかったという。
正直に届けた行いは賞賛に値すると母親は感激。ロータリークラブは「他の運転手の模範となる行為」と表彰状を贈った。4人の子持ちのマグバヌアさんは「表彰状はわが家の宝物にする」と語った。(3日・ブレティン)