違法伐採に無人機投入
[ 324字|2013.7.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
環境天然資源省はこのほど、南ミンダナオ地域で横行する立木の違法伐採を取り締まるため、全国で初めて無人機を投入する、と発表した。すでに無人機のレンタル会社と契約交渉を進めているが、賃貸料は明らかでない。
発表によると、昨年12月の台風パブロで甚大な被害が出て、地上からの取り締まりが難しい東ダバオ、コンポステラバレー両州を中心に、無人機を飛ばす。環境省の担当官は「地上での調査より、無人機を利用した方がより正確に違法伐採の実態を掌握できる」と、目的を説明した。
環境省は昨年、ミンダナオ地方で66カ所の違法伐採を確認し、無人機を飛ばす東ダバオ、コンポステラバレー2州では16カ所の違法伐採地域がある、とみている。(17日、インクワイアラー)