ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2013.7.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
バーで乱闘、閉店へ
ビサヤ地方セブ市のバーで7日未明、対立する10代の少年グループが乱闘事件を起こし、居合わせた男性市会議員が16歳の少年の頭部を石で殴った。少年の父親と兄は警察官。病院で頭蓋骨折の緊急手術を受け集中治療室に入っているが、意識不明の重体。
問題のバーは営業許可がないのに、未成年者に酒類を提供していた。店からわずか50メートル先には小学校があり、もともと市条例で営業が禁止されている。乱闘事件を機に、市当局はバーに閉鎖を命じる見通し。
問題の市会議員は、子供の人権擁護派として知られる。同議員は、顧問弁護士を通じて、たまたまバーに居合わせ、乱闘の仲裁に入った事実は認めたものの、少年への暴行は否定した。(12日、インクワイアラー)