太陽光発電に切り替え
[ 314字|2013.5.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
電力不足が深刻化しているミンダナオ地方で、従来の水力発電や火力発電に代わり、太陽光発電で消費電力を独自に確保する動きが産業界で起きている。
まず、南コタバト州ジェネラルサントス市のカーギル・オイル・ミルズ・フィリピン社はヤシ油の原料となるコプラを粉砕する工場に、2・3メガワットの太陽光発電施設をつくることにした。近年、計画停電に悩まされており、コストの高いディーゼル補助発電機を太陽光発電に切り替えることにした。
南ダバオ州のディゴス市で壁材などを生産する日系企業ナカヤマ・テクノロジー社も、1・6メガワットの太陽光発電施設を自社工場に設置する方向で、地元の関連業者と協議に入ったという。(13日、ビジネスワールド)