ハンストの男性入院
[ 321字|2013.5.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方アンティケ州の州都サンホセで6日、ハビエル知事による解職処分に抗議して、庁舎前のテントでハンストを続けていた元広報担当の男性職員(49)が倒れ、市内の病院に搬送されて、そのまま入院した。糖尿病を患う男性はハンスト入りしてから5日目。その間、水とビスケットだけ飲食していた。
ハビエル知事は2010年8月、前任のペレス知事と交代した際、広報担当の男性は前知事と一緒に職を去るべきだとして、解雇した。これに対し、男性は復職と未払い賃金、手当ての支払いを要求してハンストを始めた。
公務員仲裁委員会は男性の解職は「違法」との決定を下したが、ハビエル知事はこの決定受け入れを拒否し、控訴裁判所に提訴した。(7日、インクワイアラー)