狂犬病に注意呼び掛け
[ 320字|2013.4.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方北コタバト州で年初から3月末までに、4人がイヌにかまれて狂犬病にかかり、死亡した。これを受けて、ドビア州保健局長は愛犬家に予防接種を受けさせ、住民に対し、イヌにかまれたら、直ちに医師の診察を受けるよう呼び掛けた。
ドビア局長によると、北コタバト州では狂犬病が続発しており、2010年には13人、11年には8人が死亡した。多くが通りで野犬にかまれて発症したが、飼い主の家や敷地内でかまれたケースもある。
このため、北コタバト州政府はイヌに無料で予防接種をする制度を導入する一方、キダパワン市にある州立病院に動物にかまれた患者を専門に治療する診療科を設置するなど、狂犬病の撲滅に取り組んでいる。(7日、インクワイアラー)