ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2013.3.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
被災指導者が射殺される
ミンダナオ州ダバオ市の社会福祉開発省事務所を襲撃し、援助食料を奪おうとした台風パブロの被災者団体「人民は立つ」(バルグ・カタワン)の指導者、クリスティーナ・ホセさんが4日、東ダバオ州ババンガ町ビノンドで射殺された。
クリステイーナさんは同日午後6時ごろ、バランガイ(最小行政区)議会から出てきたところを、オートバイに乗った男性2人に銃撃された。同団体によると、先の襲撃事件の際に起きた人権侵害について報告するため、ダバオ市に向かう直前だった。
先の襲撃事件の後、社会福祉開発省と被災者側は①コメ1万袋を配給する②関係者の訴追はしない③報復行動はとらない︱︱の3点で合意していた。(6日・インクワイアラー)