ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 301字|2013.3.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
政治家世襲に反対署名
ミンダナオ地方東ミサミス州のカガヤンデオロ市で3日、政治家一族の世襲に反対する署名活動が始まった。民間団体「政治家世襲反対運動」(MAD)が2月、首都圏マニラ市で始めた署名活動に連動する動きで、MADのメンバーが三つの教会で、ミサに集まった信徒から署名を募った。
カガヤンデオロ市でも、30年以上にわたり、エマノ家が市政だけでなく、東ミサミス州政も牛耳ってきた。現在、当主ビセント・エマノ氏が市長、息子が下院議員、娘夫妻が市会議員で、4人全員が5月の統一選に再選出馬している。
MADは登録有権者の10%の署名を集めて、政治家世襲の是非を問う国民投票に持ち込む方針。(5日・インクワイアラー)