中国人観光客戻る
[ 316字|2013.1.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
西フィリピン海(南シナ海)の領有権争いが続く中、2月の春節(旧正月)を控えて、ビサヤ地方セブ市のホテルに中国人団体観光客の予約が相次いでいる。高級ホテル「マルコポーロ・プラザ・セブ」のハウリ総支配人は「中国人観光客を迎える準備はできている。大歓迎だ」と述べた。
ハウリ総支配人によると、マルコポーロにはこれまでに、中国本土の広東省や上海市などの団体観光客の予約が入った。
セブ・パークレーン・インターナショナル・ホテルの場合、2月10日から14日までの間、中国人観光客から241室の予約を受けた。同ホテルでは昨年、春節の中国人予約はなかったという。各ホテルは春節向けの飾りや料理に趣向をこらしている。(26日・ブレティン)