賃上げを承認
[ 320字|2012.11.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地域賃金生産性委員会は8日、同地域の最低賃金を22ペソ引き上げることを承認した。同委員会は8月に賃上げの方針を発表していた。
ビサヤ地域の最低賃金は現在、305ペソで、327ペソへ引き上げられることになった。305ペソ以上を受給している労働者は対象外となる。引き上げは今後、首都圏地域賃金生産性委員会の承認を経て、新聞などでの公示から2週間後に実施される。
二つの主要労働団体は先に、最低賃金をそれぞれ90ペソ、121ペソ引き上げるよう同委員会に申請していたが、委員会側は両団体の申請を却下した。その後、経営側が20ペソを提示したのに対し、労働側は30ペソを要求。交渉の結果、22ペソで決着した。(9日インクワイアラー)