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　ミンダナオ地方ダバオ市議会はこのほど、禁煙と分煙を強化する市条例案を承認した。新条例は２００２年条例の改定版で、公共の場所でニコチン入り電子たばこが禁止されるなど、規制が大幅に強化される。

　条例には新たに、企業に対し喫煙スペースの設定と、分煙の徹底を義務づけた。喫煙スペースは壁と屋根がない場所で、社屋から10メートル以上離れて設置するよう規定されている。また、設置の前に市役所の禁煙作業班から許可を取得しなければならない。

　条例に違反した場合、１回目は罰金千ペソか禁固１月、あるいは両方。２回目は罰金２５００ペソ、禁固２月、３回目は罰金３千ペソ、禁固４月と段階的に刑罰が重くなる。（27日、ビジネスワールド）