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8月27日のまにら新聞から

新聞論調

[ 692字|2012.8.27|社会 (society)|新聞論調 ]

増税法案反対

 あなたが国家元首でも、抑圧された社会の民衆でも、我々圧倒的多数の喫煙者が集まれば、政党リスト制で代表する下院議員を選出することくらい、いとも簡単にできる。

 非公式党員として挙げたいのは、アキノ大統領とオバマ米大統領。しかし、喫煙は今や、けがらわしく社会に迷惑をかける悪習、不健康で金の無駄遣いとまで考えられ、2人の大統領はたばこを手に写真を撮ることさえ許さない。

 アキノ大統領は酒・たばこ増税法案を考え直すべきだ。喫煙者は本当に一息つく必要がある。動画が出回ったたばこメーカー、フィリップ・モリスの役員が交通整理員を侮辱し、暴行した件は擁護しようがないが、過度の喫煙が暴行の原因という見方は当たらない。

 たばこは人を落ち着かせ、思考を助ける。物書きの必需品だ。何事もやりすぎはよくない。レチョンも食べ過ぎると心臓発作を起こす。たばこも吸い過ぎは良くない。それでも、神はたばこという植物を創造したのだ。

 ルソン地方イロコス地域の住民の多くが、たばこ産業に生計を依存していることも重要だ。たばこ好きなイロコス出身者らが大変な倹約家で知られることも忘れてはならない。喫煙者の一部が恐ろしい病を抱える可能性があるのは事実だ。同じように、コンピューターもやりすぎると、肥満を引き起こす。直接、因果関係があるのに、誰もコンピューターを規制しようと言わない。

 喫煙者の権利を守る政党の名前は何が良いだろうか。「炎と煙」、「たばこにイエス」。交通整理員を殴った暴力役員が、我々の政党リスト制代表として議員になることだけはあるまい。(24日・タイムズ、ベティン・ライゴ・ドロル氏)

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