ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2012.7.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
一番の心配は空き巣
ミンダナオ大学の世論研究所が今年5月に実施したダバオ市民1150人を対象とする世論調査結果によると、市民が生活の安全面で最も心配しているのは空き巣で、複数回答ながら、52・7%を占めた。2位はひったくりの47・6%、3位は麻薬中毒で44・9%だった。
ダバオ市当局の秘密支援を受けて、1990年代から、市内をオートバイで走り回り、犯罪容疑者を無差別に射殺し、市民に恐れられてきた民間「暗殺団」は、9位にとどまった。
ダバオ市の人口は約150万人で、首都圏マニラに次ぐ国内第2の大都会だ。今回の世論調査で、市民の5割近くが過去2年間に、市内の治安は改善したと答え、「悪化した」の2割を大きく上回った。(13日、ビジネスワールド)