ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2012.6.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
銃携行の全面禁止を
ミンダナオ地方のイスラム教徒自治区(ARMM)のムジブ・ハタマン知事代行は選挙管理委員会に対し、来年5月の統一選挙に向けて選挙人登録を実施している間は、関係5州で銃器の携行を全面禁止するよう要請した。
要請によると、選挙人登録が実施される7月9日から18日まで、スルー、バシラン、タウィタウィ、南ラナオ、マギンダナオの各州で、銃器の携行を禁止してほしいとしている。要請の目的について、ハタマン知事代行は武装集団による選挙人登録に対する不当な介入を阻止するため、と説明している。
ARMMではこれまでの選挙人登録で実在しない多数の選挙人が登録されるなどの不正があったため、アキノ政権が再登録の実施を指示した。(12日、タイムズ)