ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2012.3.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
イロイロ河も対象に
「世界『水の日』(3月22日)」を前に、国際環境団体の河川浄化キャンペーンの対象河川の一つにビサヤ地方のイロイロ河が選ばれた。アジア地域では比と中国やインド、ネパールの計4カ国12河川で25日までキャンペーン活動が行われる。「水の日」は、水資源保護を目的に1992年の国連環境開発会議で提案され、翌年の国連総会で正式決定をみた。
イロイロ河は、タカログ語でバングスと呼ばれるミルクのように白い魚の生息場所であるのをはじめ、比のマングローブ植物35種のうち22種が生育するところとしても知られる。イロイロ市では、「河の遺産を末代まで伝えたい」(マビログ同市長)として、こうした生物保護や清掃活動などを予定している。(19日、ブレティン)