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3月26日のまにら新聞から

不愉快なようで愉快

[ 683字|2012.3.26|社会 (society)|新聞論調 ]

大統領やゆする若者造語

 今わたしの手元に、最近の奇抜な造語についてまとめられた新しい辞書がある。これらの造語は不愉快なようで同時に愉快な新語である可能性を秘めている。若者たちの際限のない創意と疑問を超える知覚力のたまものだ。

 若者たちは、時代のニーズと動向に応じて行うさまざまな啓発活動の最先端を担う一方で、近頃は心くすぐる新しい表現を使った非難活動で大衆の心をつかんでいる。

 誰に対する敵意も悪意もないが、記録のために、以下に、楽しみと冗談を込めてあちこちで聞かれる新しい12の用語をその意味と共に記す。(「ノイノイ」はアキノ大統領の愛称)

 ①ノイノイング 怠け者であること②ノイノイロジー 怠惰に関する学問③ノイノイイズム 何もしないという習慣④ノイノイスティック 孤独に陥りやすい性質⑤ノイノヤリスト 怠惰の信奉者⑥ノイノヤ けん怠感を伴う病気⑦ノイノユロシス 無気力感に苦しむこと⑧ノイノヤリアン 無活動状態に改宗すること⑨ノイノイフィリア 仕事を進んでしない傾向⑩ノイノイロジスト 無関心を学ぶ人⑪ノイノイティスト 無精の加入者⑫ノイノイマニア 怠惰に魅了されること︱︱。

 独立運動の英雄ホセ・リサールは言った。「若者は国の希望だ」。ローマ法王ヨハネ・パウロ2世は言った。「若者は教会の希望だ」。

 これは、今も生きる現実であり、進行中の真実である。どうかこの真実と偉大な2人の熱烈な呼び掛けが実を結び、フィリピンの若者の関心と切望が無駄になりませんように。

 比の若者たち、万歳!(25日・トリビューン、オスカー・クルス大司教)

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