ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2012.1.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
海亀の子を保護
サンボアンガ市のロブレガット市長は同市ラビスタ・デルマール海岸で迷走する海亀(タイマイ種)の子73匹を保護、海へ戻したと明らかにした。
同海岸のリゾートで働く労働者らが19日夜、ふ化したばかりの海亀の子が海に向かっているのを発見。しかし、一部は目標を失い同海岸の調理場に迷い込んだりしたため市当局に連絡した。同市長は直ちに担当者らと協議の上、73匹を一時保護、海へ返した。同海岸での海亀の産卵はこれで3度目という。
同市長は「良い年の初めとなった。労働者たちの行為は市民がいかに絶滅危惧生物の保護に関心を抱いているかを示すもの」と説明した。海亀は約3週間前に産卵したと見られている。(24日・ブレティン)