ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2011.12.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
泥ガニ料理コンテスト
ミンダナオ地方南西部に一大イスラム首長国を築き、イスラム化を進めたとされるカブスタン首長にちなむ恒例の祭りが、コタバト市で行われた。呼び物の泥ガニ料理コンテストでは、カニをココナツ酒のつけ汁に漬け込んだマリネが優勝に輝いた。
コンテストには同市内のの料理自慢の男女9人が参加、約1時間かけて腕を競った。審査は難航したが、地元ラジオ局のドルエロさんとサリさんのチームのレシピが選ばれた。ドルエロさんは「最も簡単で、古風」と自らのレシピを語った。
準優勝はカニのぴり辛クリーム煮。3位はカニの鶏肉炒めだった。同市のサヤディ局長は料理コンテストを「泥ガニを売り込む一大行事にしたい」と話した。(20日・ブレティン)