ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 329字|2011.11.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
埋め立てを批判
ボホール島南部のパングラオ島周辺を埋め立ててエコ・ツーリズムを促進しようとする地元自治体と開発業者の計画に対し、環境保護グループなどが、周辺海域に与える影響について独自に調査するようパエ環境天然資源長官に求めた。埋め立て計画のボホール海洋三角地帯はバクラヨンとパングラオ、ダウイスを結ぶ沿岸11万2千ヘクタールで、保護区域となっている。
環境保護グループ代表は、埋め立て計画が同海域に生息する22種のほ乳類のうち11種、ウミガメ8種のうち3種および絶滅危惧種や稀少種の海洋生物に多大なリスクをもたらす恐れがあると訴えている。クジラやタツノオトシゴなどが含まれるという。「大統領府は埋め立て計画を承認すべきではない」と主張している。(7日、スター)