ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2011.8.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マニラ空港は危機的
ダバオ市内のホテルで先頃開かれた記者会見で、元パイロットで国際航空貨物会社2社の社長を歴任した経歴を持つベンジャミン・ソリス氏が、ニノイ・アキノ国際空港(Naia)の混雑は「危機的状況」であり、早急に減便策が必要と警告した。
国際航空運送協会(IATA)は比運輸当局に、同空港の混雑が「航空会社など空港関係者の自主的な運用」では解決が困難な「レベル3」にあることを宣言するよう再三にわたり警告してきた。同空港では少なくとも現行の離発着を30便ほど減便することが必要だという。
同氏は、マニラから近いパンパンガ州のクラーク国際空港か、ダバオ市の空港に外国便を振り替えるなどの措置の早急な検討を提案した。(22日、ビジネス・ミラー)