ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 308字|2011.6.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
燃料補助金支給を
ダバオのマルチキャブ運転手らが、政府の石油高騰対策である1カ月1千ペソの助成金支給から外され、非難の声を上げている。マルチキャブ運行管理者連合のフランシスコ代表は「3千人のマルチキャブ運転手が助成金適用から除外された」と憤る。
運輸通信省担当者は、マルチキャブがダバオで公共輸送機関として利用されている事実は認めたが、車両の老朽化がひどいことなどから、適用除外を宣言していた。
同代表は「政府の差別と思慮のない措置に困惑している」と述べ、運転手らの署名を集めて助成金獲得に動くという。「まるでわれわれが石油高騰の影響を受けていないかのようで差別と無視を感じる」と怒りを表明した。(30日・インクワイアラー)