ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 337字|2011.5.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
遠隔地の病院支援
セブ州政府は、州内の遠隔地に点在する16の病院に対し、1病院当たり300万ペソを支出し、施設の拡充などを進めることになった。先頃開かれたガルシア州知事と病院長らとの協議の席で明らかにされた。
州政府側は、①病室の増設②スタッフの増員③年内に拡充の実現︱︱を病院側に求めた。また、厚生省が提示している条件に合致すれば、最大10病院に対して追加で200万ペソが支給される、との説明もなされたという。
セブ州の遠隔地では、病室が10室に満たない病院が少なくない。このためガルシア知事は、「こうした病院の拡充をまず図り、地域住民の便宜とともに、海浜リゾートを抱える地域で増え続ける観光客の要望にも応えたい」と話している。 (16日、ブレティン)