ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2011.3.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
203組が合同結婚式
ビサイヤ地方西ネグロス州北端のサガイ市内の教会で、このほど203組の新郎新婦が合同結婚式を挙げた。神妙な面持ちで司祭の前で「永遠の愛」を誓ったカップルたちは、腕を組んで教会の回廊へ。早速、あらかじめ用意されたデスクで婚姻届を提出した。合同結婚式そのものは、挙式資金がない若いカップルのためにフィリピン各地で行われているが、クエバ市長がこの結婚式を主催した狙いは、もうひとつあった。
「愛の誓いは、相手に対する敬意とともに子孫にも責任を持つ意味合いがある」とあいさつの後、同市長は3月が市民登録月間であること、市統計をより完全にし、プロジェクトを円滑に進めるために婚姻届の提出が欠かせないと強調した。(7日・ブレティン)