ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 302字|2011.2.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブにプラント増設
ガス供給大手のリンデ・フィリピン社は、セブ市バランバンの既存施設に日産24トンの二酸化炭素(CO2)ガス・プラントを増設する計画。
地元の基幹取引先である日本の造船子会社、常石ヘビー・インダストリーズの需要増などに応えるためで、完成予定は来年1月。経費は2億1900万ペソ。
リンデ社のデニス・ヨルダン社長は、「新プラントはビサイヤ地方で最大の商用CO2ガス施設で、これにより既存の生産量が倍増する」と話している。同社は、ビサイヤ、ミンダナオ両地方でのガス供給をはじめ、東南アジア諸国向けガス関連ビジネス強化も視野に入れ、将来を見据えた新規投資の意味合いもあるようだ。(22日・ビジネスミラー)