ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2011.2.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ハラル産業振興を
イスラムの戒律に従って処理された食肉ハラルに関する第3回ハラル・ワークショップがバシラン州ラミタン町でこのほど開催された。ミンダナオの自治体、学界、聖職者、実業界などから85人が参加した。ミンダナオ・ハラル規格委員会代表はハラル食品業がイスラム教以外の人々にも健康面で推薦でき、有力な成長産業と強調した。
同代表によると、ハラル食品はもっぱらマレーシアから輸入されている。比国内の製造業者や実業家などがハラル産業の有望性に気付いていないのとイスラム教徒の需要が拡大しないためという。
しかし、イスラム世界は人口増が進んでおり、健康意識の高まりなどで市場が活気づけばハラル産業は隆盛となると分析している。(15日・ブレティン)