ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 308字|2011.2.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「愛」の贈り物
セブ州の12市町がバレンタインデーの14日、州政府から現金や物資の贈り物を贈られた。各自治体に配布されたのは、現金50万ペソと、多目的車、それに農産物、バナナ、イモ類の種子など。
愛の日の贈り物贈呈に当たり、ガルシア州知事は、「最大の愛は、兄弟姉妹への愛」と話すとともに、セブ市北方の町ボーボンに、ローマ・カトリックゆかりの文化遺産公園を造る住民への「贈り物」構想を明らかにした。
同知事によると、ボーボンには築200年を超す由緒ある建物が残っており、それらを文化遺産として後生に継承したいという着想。かつてローマ教皇庁大使を共につとめたパディラ兄弟の館などをその代表例として挙げた。(15日、ブレティン)