ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 338字|2011.1.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
9割が基準以下
フィリピン州議会議員連盟(PCL)のセブ支部はこのほど、セブ州で幼児を預かる保育所の改善推進を主要課題に設定した。社会福祉開発省の定めた設置基準に対し、州全体で1572ある保育所のうち、合格したのはわずかに132施設で、10%にも満たなかった。
「子どもたちが幼少期に正しい教育を受けられるよう保育所の改善が重要と思っている」︱︱セブ市内のホテルで25日に開かれたセミナーで、メカ同支部長は推進理由を説明した。同支部長によると、州、市当局をはじめ民間セクターの協力を得て子どもの教育・保護環境改善を効率的に推進したいという。また、PCLが何もしていない休眠組織と見られている状況を払拭(ふっしょく)したい、とも語った。 (26日・ブレティン)