ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 328字|2010.11.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
TV記者に脅迫電話
バランガイ(最小行政区)選挙や、違法とばくをめぐる報道に関連し、記者やスタッフなどが脅されるケースが相次いでいる。
比全国ジャーナリスト連合(NUJP)によると、民放局ABS︱CBNの記者ベラスコさんは、バランガイ選翌日の10月26日、ミンダナオ地方南ラナオ州マラウィ市などで行われた選挙の報道に関連し、担当したスタッフを殺すという主旨の携帯電話の文字メールを受け取った。
同局ではマラウィ市入りしていたスタッフに直ちに現地を離れるよう指示するとともに、軍にスタッフの護衛を依頼した。同市では、選挙当日に投票箱をひっくり返すなどの暴力沙汰があり、これを撮影したTVクルーのカメラなどが壊される事件が起きた。(4日、ビジネス・ミラー)