ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 301字|2010.8.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
電力供給安定化
雨期入りとともに降雨量の増加で水力発電所の発電量が安定化、数カ月続いていたミンダナオ地方の電力不足状態が解消された。国家電力公社によると、ミンダナオ配電会社の供給状態は安定、3日には84メガワットの予備電力が生じた。同日の供給電力量は1289メガワットで、同日の最大需要時の1205メガワットを上回った。
関係者によると、雨期の到来で水力発電所の主要発電源であるラナオ湖の水位が上昇、必要な発電量確保に寄与した。同湖の水位は3日現在、700・47メートルとなっている。ミンダナオ地方では数カ月前からエルニーニョの影響などで発電量が減少、突然の停電や計画停電が続いていた。(4日・インクワイアラー)