ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2010.6.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マグロ漁場確保を
ミンダナオのマグロ漁業・関連事業団体連合は政府に対し、マグロ資源が豊富な近隣国と交渉を進め、漁場確保に努めるよう求めている。ジェネラルサントス市の業界幹部によると、中西部太平洋漁業委(WCPFC)が定めた、メバチ、キハダマグロのきんちゃく網漁規制(本年1月発効)で、当地の漁業は深刻な影響を受けている。
規制水域は①パラオ、ミクロネシア、パプアニューギニア、インドネシア沖公海②ソロモン諸島、マーシャル諸島、ナウル、キリバスの一部に囲まれた公海。クック諸島、仏領ポリネシアなどの公海は除外されている。ビサヤ漁業海洋資源大は、マグロ漁業維持のため、近隣島しょ国と排他的経済水域内の相互漁業協定が必要と強調している。(21日・ビジネスワールド)