ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2010.6.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
運転手の7割が不合格
セブ州バランバン町の観光バス転落事故を受け、陸運局ビサヤ事務所は事故を起こしたバス会社の所属運転手の技能試験などを実施、その結果、同社運転手31人中、約70%に相当する22人が基準を満たさず不合格だったことが分かった。
このため同事務所は不合格運転手を就業一時停止処分にするとともに、バス会社に運転手教育を徹底するよう勧告した。
同事故ではJDレンタカー社の大型観光バスが谷底に転落、これによりイラン国籍の医療関係学校の学生ら21人が死亡、30人が負傷した。
事故を重視した同事務所は同社所属運転手への講習会開催に加え、技能試験なども進めていたが、交通法規テストで不合格者が相次いだという。(21日・サンスター)