ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2010.5.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
違法賭博取り締まりへ
フエテンなど違法賭博の「上がり」が政界にも流れ、汚職の温床になっている中、西ネグロス州タリサイ市では、「ハイアライ」と呼ばれる違法賭博が行われているという。
同賭博の流行を懸念した市民の通報で判明したが、警察関係者が胴元に協力しているとの情報もあるだけに、住民の間には早くも取り締まりが不発に終わる可能性を指摘する声が上がっている。
ハイアライは数字を当てる賭博で、少額から賭けられるため貧困層の間にも浸透している。ハイアライでも「上がり」の一部が警察や地元政治家らの実力者らにばらまかれている可能性は高い。タリサイ署の捜査官は「ハイアライが行われている証拠はつかんでいない」と話している。(24日・サンスター)