ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 298字|2010.2.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
消えた教科書
西ネグロス州政府でこのほど、昨年購入したはずの小学生向けなどの教科書が、保管倉庫から姿を消し、どこにも見当たらないことが明らかになった。購入したものの、教科書の出版会社に代金が支払われていなかったことも分かり、州政府内では同会社が代金代わりに教科書を回収したのではとの憶測も流れている。
州政府は昨年、セント・メアリー出版社と250万ペソ相当の教科書購入契約を結んだ。同政府関係者のひとりは教科書が倉庫に保管されていたことに加え、最近、それが姿を消したことを確認した。
同出版会社が州学校局の認可を得ていなかったことも分かり、問題はさらに拡大する様相を呈している。(10日・サンスター)