ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2009.12.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「私はフィリピン国籍」
比の選挙時に毎回浮上するのが候補者の国籍問題。来年5月の統一選で西ネグロス州バコロド市の下院選に出馬するリカルド・タン氏も、対立陣営に国籍問題を指摘された。
これに対し、タン氏はこのほど、同市庁内で会見、国籍変更手続きの書類を示しながら、「私は比国籍」と主張するとともに、対立陣営からの疑惑指摘を「出馬を妨害する卑劣な行為」と強く非難した。
タン氏が所持している書類は1969年3月11日付で、この日に21歳を迎えたと同時に、中国籍を比国籍に変更したという。
タン氏は、「比国籍」が正式認可された書類も提示するとともに、「国籍には何の問題もない。当選を目指して、最善を尽くす」と強調した。(16日・サンスター)