ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2009.11.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
野放し銃を摘発
国家警察西部ビサヤ地域本部は管内5万2千丁と推定される野放し銃の摘発強化作戦を展開している。8月から3カ月の摘発強化月間で、7800丁を摘発したがまだ4万4千丁が野放し状態という。クエベス本部長は8日、10月で終了予定だった同作戦を11月末まで延長すると語った。
無届けの違法所持も処罰せず、登録を受け付ける。未登録銃の登録料は1丁につき1千ペソ、期限切れの登録銃の更新は1丁650ペソという。
同作戦は来年5月の統一選を「秩序ある平和な選挙」にするための政府キャンペーンの一環。比国内には約110万丁の野放し銃があるとされ、世界保健機関は銃による殺人事件多発国として比をワーストテンにランクしている。(9日・ブレティン)