ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2009.9.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
警官殺害の捜査難航
東ミサミス州カガヤンデオロ市で起きた警察官刺殺事件の捜査は、犯人逮捕につながる手掛かりが少なく、難航を余儀なくされている。
事件は18日夜に発生。非番だったロサダ巡査(27)=国家警察バシラン署勤務=が妻と娘の3人で、同市の名物週末市場に出かけ、喫茶店で同巡査の誕生日を祝っていた。
その際、男性が近づき、妻が床に置いていたバッグをひったくって逃走。同巡査は犯人の後を追ったものの、追い詰めたところで、刃物で刺され殺害された。
カガヤンデオロ署は「何としても犯人逮捕にこぎ着ける」と言明、犯人の似顔絵を作成したほか、同喫茶店の客、従業員らから事情を聴いているが、犯人を特定できる手掛かりはつかめていない。(23日・サンスター)