ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2009.5.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
無名通りに英雄の名
フィリピンでは幹線をはじめ、ほとんどの道路に歴史上の「英雄」の名前などが付けられている。その中、イロイロ市ハロ地区エチャノバでこのほど、無名の九通りに「英雄」たちの名前を付けられた。
とはいえ、国民の誇りでもある「英雄」を通り名にするには、国家歴史院(NHI)にその旨を申請、許可を受ける必要がある。イロイロ市はこの規則に基づき、同バランガイ内九通りに「英雄」名を使う許可申請を出した。
その結果、NHIはこのほど、「名前を冠することが地域発展を促すこと。名前を汚す行為をしない」を条件に、イロイロ市に許可を与えた。
今回使われるのは独立の英雄リサール、国軍の父ボニファシオ、マゼランを倒したラプラプなど。(12日・サンスター)