ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 333字|2008.11.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
要求通らず、道路を封鎖
カガヤンデオロ市内のタグリマオ・バランガイ(最小行政区)のギアラニ議長がこのほど、「私有地」を理由に農園内を貫通している道路を突然封鎖した。この影響で、バイクタクシーやジプニーなどの車両通行が不能となり、付近住民約三千五百人の生活に大きな支障が出ている。
同議長は、「市は騒音の激しい家具工場の閉鎖、それに生活道路の舗装化︱︱というわれわれの要求に一向に応じようとしない」と批判。その上で「抗議のため、自分の農園を通る道路を封鎖した」と説明、納得できる回答を市側から受け取るまで、道路封鎖を続け、徹底抗戦する構えだ。
同議長は、家具工場が出す騒音のひどさに不満を高め、一年以上も前から、工場閉鎖を求めている。(5日・サンスター)