ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2008.8.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ノー鉱山開発を宣言
米国やオーストラリアなどで人気の特上マンゴーの生産地として知られるギマラス島(州)がこのほど、島内での鉱山開発を禁止にするとした「宣言」を出し、イロイロ州はじめ周辺州、市などから賛同を得ている。
国立マンゴー研究開発センターもあり、マンゴー生産・海外輸出に取り組んでいる同州にとり、土壌を含めて環境の保全が何よりも大切。大規模な鉱山開発が行われれば、マンゴー生産にも影響が及ぶ危険性が高まる。
こうしたことから、ナバ同州知事は今回の「ノー鉱山開発」を宣言。これには同州選出の下院議員も協力し、同州での鉱山開発を止めさせ、「環境と農業を楽しめる島」と位置付ける法案を提出、援護射撃をすることになっている。(20日・ブレティン)