ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2008.8.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
フェリー運航許可を評価
海事産業庁がこのほど、大型フェリー転覆事故を起こした運航会社、スルピシオ・ラインズの貨物府フェリー二隻に限り、運航再開許可を出したことに対し、セブ教区のビダル枢機卿は八日、同措置を歓迎するとの意向を明らかにした。海事産業庁は転覆事故を機に、安全点検終了まで同社所属の全船舶に運航禁止措置を出した。この結果、セブ行き貨物の流通が滞り、新車を搬入できないディーラー業界が同措置の早期解除を強く求めていた。
ビダル枢機卿は同日、セブ国際会議場で開幕した「セブ・エクスポ」でのミサの際、解除決定に触れ、「流通が円滑になる」と歓迎するとともに、スルピシオ所属船舶への追加解除が実施されるよう願っていた。(9日・ブレティン)