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　ビサヤ地域ばかりか首都圏やミンダナオ島まで鶏卵を供給しているセブ州北部バンタヤン島の養鶏場が台風フランク（６号）で大被害を受け、卵不足が心配されている。バンタヤン町では政府に対して再建資金融資を要請した。

　農務省第七地域事務所によると、同島の養鶏業者百五十人が飼育場を破壊され、その被害は全体の七〇％に及ぶという。卵不足で業者の一部は供給価格を上げ始めた。

　セブ州での卵生産は一日約百八十万個だが、バンタヤン島がその八〇︱九〇％を占めている。島からはセブ都市圏向けに一日約百四十五万個が出荷されているほか、首都圏にも約二百万個が送られているという。セブ都市圏には州南部や他州からも卵が入ってくるが割高だという。（26日・インクワイアラー）