ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2008.4.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
非番の日は丸腰
イスラム過激派、アブサヤフ討伐作戦が続くスルー州のホロ町で二十四日、国軍、警察代表と町役場が国際人権NPO「人道的対話センター」立ち会いで「平和ゾーン」宣言書に調印、町民だけでなく非番の将兵、警察官も銃器や爆発物を携帯しないと約束した。アミン町長は、違反者を発見したら通報するよう町民に通達したという、
宣言書に署名した国軍代表のコメット特別部隊副司令官、フェレラ海兵隊大佐は軍人も戦闘以外に平和達成の手段がないものかと考えてきたと述べ、「平和は捕えにくいもの」だが、今回の宣言で不可能でなくなることを願うと述べた。さらにホロ島に住むタウシグ人が武闘ではなく対話で紛争を解決してほしいとクギを差した。(25日・インクワイアラー)