ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 325字|2008.2.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
テロ対策で警官増強
中部ミンダナオ地域警察本部のセラピオ本部長は爆弾事件の多発するジェネラルサントス市の治安対策のため、このほどジェネラルサントス署に訓練された警官三十七人を増強した。同本部長は「地域の治安態勢強化、テロ防止対策および二十七日の市制記念日祝賀に備え三十七人を配置した」と述べた。
同市では四日、郊外の鮭缶詰工場で爆弾が爆発、四人が死亡、三十人が負傷している。警察は労働紛争によるものか恐喝事件とみているが、経営側はテロだと主張している。
新たに配備された警官三十七人はいずれも新人で、六カ月の対テロ訓練を受けたのち同署に配備された。セラピオ本部長は「良く訓練され優秀なので地元住民に十分奉仕できるだろう」と期待を表明した。(14日・ブレティン)