ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2007.12.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マグロ缶で中国に期待
貿易産業省ミンダナオ支所によると、今年一|八月のマグロ缶詰輸出額は五万二千トン、一億千百万ドルに達した。通年では昨年の九万三千百トン、一億七千二百万ドルを超えそうだ。輸出先のトップは欧州連合(EU)で約二万八千トン、約六千万ドル弱、二位が米国の一万七千トン、三千五百万ドル。日本はぐっと落ちて二千トン、五百万ドル。中国は千トン、約百六十万ドル。
ジェネラルサントス市の缶詰業界は中国市場の開拓に期待をかけている。人口十三億の巨大市場で運送費が安く、税制上の恩典も望めそうだという。業界指導者は「中国人はようやくマグロを食べるようになったばかり。成功すれば中国だけで欧米市場に匹敵する」と言っている。(8日・サンスター電子版)