ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 327字|2007.11.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
台風予報が元凶?
台風ランド(24号)は十九日、予想よりはるかに強い瞬間風速二七メートルの強風でセブ都市圏を襲い、災害をもたらした。セブ市内では道路沿いの大きな広告塔が倒れて大騒ぎ。一基は横倒しになり、二基は折れ曲がって民家の屋根にぶつかった。四人が負傷して病院に運ばれた。
怒ったオスメーニャ市長は
二十日、所有者が同じ広告構造物を全部、取り壊すように命じるとともに、「広告塔の強度標準は同じだろう。他の業者も究明せよ」と市建設局に指示した。驚いたのは業者側で、「気象庁の予報をモニターしていたが、熱帯低気圧で風速は時速三〇キロから六〇キロということだった。もし風速百キロ以上の台風と知っていたら予防措置を取ったのに」と不満たらたら。(21日・サンスター電子版)