ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 328字|2007.11.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
違法薬物と選挙
十月二十九日施行のバランガイ(最小行政区)選挙でセブ市内で違法薬物密売のカネが買票に使われた。コメンダドル市警察本部長がこのほど、明らかにしたが、具体的な事例を示さなかった。
しかし、ロレガ・サンミゲル・バランガイで再選に失敗した前議長が、当選した新議長は薬物密売団の大物から支援されていたと非難を開始、住民の多くが証言していると主張した。ある住民は、票を売った人たちには五百ペソから千ペソ渡されたが、新議長は大金をばらまくほど金持ちではないと語った。
ややこしいのは、落選した前議長もオスメーニャ・セブ市長によって、バランガイ内から違法薬物を追放できなかったと非難され、市長の党派から除名された人物だということだ。 (2日・スター)