ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2007.10.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中国製菓子で食中毒
セブ州北部バンタヤン島にあるマドリデホス町の小学校教室で四日午前十時ごろ、小学校四年生の児童二十三人が次々と腹痛などを起こして、病院に運ばれた。手などのしびれを訴えた子供もいた。うち四人が重症で入院した。
学校の調べだと、児童の一人が十歳の誕生日のお祝いに中国製の「ウベ・ミルクキャンディー」を同級生に配り、それを食べたのが原因。包装紙では製造元が中国・広東省、販売元は「スイートワールド・フィリピンズ」という会社だった。バンタヤン町の販売先はキャンディーをセブ市のカーボン・マーケットで購入したという。厚生省食品薬品局ホームページは中国からの輸入食品のリストを掲載しているが、このキャンディーは載っていなかった。(5日・インクワイアラー)