ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 324字|2007.9.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
輸送はバスかLRTか
セブ都市圏の公共輸送には何がベストか?具体策を巡って議論が起きている。セブ州議会当局はグリャス下院議員の提案したマニラ首都圏の軽量高架鉄道(LRT)方式を近く取り上げる。LRT導入でセブ都市圏の交通混雑を一気に解消しようというのが狙い。建設コストが膨大だが、同議員はペソ高の今、仮に建設費が十億ドルとしても二年前は五百五十億ペソかかったが、現在なら四百六十億ペソで済むと主張している。
一方、セブ市当局は専用レーンによるバス輸送方式の採用を検討中。これには幹線道路のレーン拡大や停留所の設定、事前料金支払い、距離別料金システムの導入などの課題がある。しかし、コスト安の上、一年から一年半で導入が可能と利点を強調している。(12日・ブレティン)