ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2007.7.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブの犯罪激減
第7管区(中部ビサヤ)警察局が発表した今年一︱五月の域内犯罪発生率は前年同期比六六%減という劇的な減少を記録した。その主因は犯罪多発州であるセブ州内の治安向上だという。
中部ビサヤで発生する犯罪の五〇︱六〇%はセブ市で起き、二〇︱二五%はセブ州で起きているが、セブ都市圏での同期の犯罪件数は前年同期比二千八百五十一件減の千五百十七件、セブ州では同二千二百六十五件減の千三百五十四件だった。
中部ビサヤ全体では、前年同期一万二千二百三十七件が四千百五十五件に激減した。しかし犯罪検挙率は発生件数が減ったのに前年の七八%が七六%に下がっただけだった。最も多いのは傷害事件で八百八十四件、殺人は二百七件。(7日・ブレティン)