ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2007.5.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
二重投票やめよ
地元イスラム教徒の指導者的存在、マンダンガン東ミサミス州陸運事業認可調整委員会(LTFRB)委員は九日、一部の候補者が同州やブキドノン州の青年一万五千人ないし二万人を買収、南ラナオ州内で二重有権者登録させていると暴露した。
これらの若者たちは二〇〇六年中に、南ラナオ州のマラウィ市に連れて行かれ、有権者登録を済ませたたという。報酬は一人三千〜五千ペソ。
他にもさまざまな金品贈与があるという。
マンダンガン委員はこうした陰謀を最近、知ったが、もし二重投票したことがばれれば、対立候補が血を流さずに解決することはないので、「(殺傷される)危険に比べると三千ペソ、五千ペソは合わない」と警告した。(10日・サンスター電子版)